この記事では
- 子育てのポイントをサクッと把握したい…
- なんで子育てでは「信じること」が大切なの?
- モンテッソーリ教育って何がいいのか教えてほしい
といった疑問にお答えしていきます。
参考文献として「モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て」を元に、子育てで抑えておきたいポイントをまとめました!
「子育てで何を大切にしたらいいのか分からない…」
「いつも子どもにイライラしてしまう…」
といったママ・パパはぜひ目を通してみてください!
また、本書はKindle Unlimitedでも読むことができます。

\ 無料で30日間お試し可能!/
子育てにおいて「信じる」ことが大切な3つの理由

信じることが大切な理由は、以下の3つです。
- 信じることが子どもに力を与えるから
- 大人の役割は「育つサポート」をすることだから
- 子どもと大人の立場は対等だから
もう少し詳しく解説していきます。
信じることが子どもに力を与えるから
「信じる」ことで子どもに力を与えることができます。
大人でも仕事において上司やクライアントから「あなたのことは信じてます!」と言われたら力が湧いてきますよね!
それとまったく同じです。
- あなたのことを信じてる
- あなたは大丈夫!
と子どもを「無条件」で信じてあげることが大切です。
「これができたら信じてあげる」
「今までできてないから、今回も信用しない」
などと「条件付き」にしてはいけません。
親が子どもを「無条件で信じる」ことで、子どもに力を与えることができます。
大人の役割は「育つサポート」をすることだから
大人の役割は、あくまで子どもが育つ「サポート」をすることです。
親が子どもを「育てる」のではなく、「育つサポート」をする役割に徹するには子どもを「信じること」が大切になってきます。
子どもの発育のゴールには
- 自立
- 自律
の2つがあります。
■ 自立:自分のことが自分でできるようになること
■ 自律:自分で自分を律することができるようになること
この2つのゴールに向かう「サポート」をすることが親の役割。
子どもは親が「育てる」存在ではなく、「自ら育っていく」存在であるということです。
大人の役割は「育つサポート」をすることゆえ、子どもを「信じる」ことが大切になります。
子どもと大人の立場は対等だから
子どもと大人の立場は、あくまでも「対等」です。
対等な存在であるからこそ、子どもをリスペクトし、子どもの成長を信じることが大切です。
決して
- 大人が子どもを育てる
- 子どもをコントロールしようとする
- 子どもに大人の常識を当てはめようとする
といったことはしてはいけません。
子どもとはきちんと一人の人間として対等に関わり、子どもの成長を信じるという大人の姿勢が大事になってきます。
モンテッソーリ教育がおすすめな理由

モンテッソーリ教育をおすすめする理由は、以下の2つです。
- 子どもが生きる力を獲得できる
- 大人自身も子育てをしながら大きく成長できる
子どもが生きる力を獲得できる
モンテッソーリ教育は、子どもの発達原理をベースにして考えられています。
だからこそ子どもに負荷をかけずに、成長期のベストなタイミングで心と身体を育むことが可能になります。
成長し、能力を獲得するチャンスのことを「敏感期」と呼びます。
敏感期の種類と時期について
■ 言語の敏感期:0〜6歳
■ 運動の敏感期:10ヶ月〜4歳前後
■ 感覚の敏感期:0〜4歳半前後
■ 秩序の敏感期:0〜4歳半前後
■ 社会性の敏感期:2歳半〜6歳前後
「大人が子どもを育てる」のではなく「子どもが自ら発達していくのを手伝う」ことで、子どもは生きる力を獲得することができます。
大人自身も子育てをしながら大きく成長できる
モンテッソーリ教育を実施することで、子どもだけでなく大人も大きく成長することができます。
子どもと大人の立場は「対等」です。
子どもを普段から尊重して接することで、こどもだけでなくパートナーや家族、仕事仲間とのかかわり方も変化してきます。
周りの人みんなをリスペクトできるということですね!
以上の理由から、モンテッソーリ教育を通じて大人も大きく成長することができます。
モンテッソーリ教育を実践するときのポイント

モンテッソーリ教育を家庭で実践する際のポイントは以下の4つです。
- 環境を整える
- 子どもを観察する
- 大人がやってみせる
- 見守る
環境を整える
モンテッソーリ教育の基本は「環境を通して子どもの育ちをサポート」することです。
- おもちゃを自分で取り出して遊べるように低い棚を用意する
- ティッシュを出してしまうなら、いくらでも引き出せるようにハンカチをたくさん用意してあげる
- ママの財布を開けてしまうなら、開けても大丈夫なケースを用意してあげる
など、子どもの「今これをやりたい」を観察して環境を整えてあげることが大事です。
子どもを観察する
モンテッソーリ教育では「子どもをよく観察する」のも大切です。
- 何を楽しんでいるか
- 何に興味を持っているか
- 繰り返しやりたがっている行為は何か
などの視点で子どもを注意深く見つめてみます。
その際に注意することは「親の願望」は入れないことです。
「もっとこれをやってほしい」
「この子はどうせこんな性格だから」
などの願望は入れずに、フラットな目線で観察するようにします。
大人がやってみせる
何をするにも、先に大人がお手本を見せてあげます。
- 普段の7〜8倍ゆっくり見せてあげる
- 動作と言葉は別々にしてあげる
などに注意して子どもにやって見せることがポイントです。
「これをこうして、次にこれをやって…」などと動作と言葉を同時に行っても子どもはついてこれないので注意が必要です。
見守る
最後のポイントは「見守る」です。
「見守る」ことによって、子どもが失敗から学ぶ機会を与えることができます。
子どもが失敗しないように「ほら、こうするんだよ」とつい口と手を出したくなってしまいますよね。
そうではなく、子どもが間違いに自分で気付けるように「見守る」という関わりが大切です。
まとめ
この記事では
- 子育てにおいて「信じる」ことが大切な3つの理由
- モンテッソーリ教育がおすすめな理由
- モンテッソーリ教育を実践するときのポイント
などをお伝えしてきました。
参考文献として「モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て」を元にしていますが、まとめているのはほんの一部です。
本書には
- イヤイヤ期のかかわり6つのポイント
- 子どもに「いけないこと」を伝えるかかわり4つのポイント
- 子どもの自信を育むかかわり5つのポイント
- 片付けられるようになるかかわり5つのポイント
- 集中力を育むかかわり3つのポイント
などなど、子育てに役立つ具体的な方法が満載です。
今まで読んだ子育て本の中で一番のボリュームでした!
「具体的な方法をもっと知りたい!」という方はぜひ「モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て」をお読みください!


「モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て」は、Kindle Unlimitedで無料で読むことも可能です!
\ 無料で30日間お試し可能!/