・1才児向けのおすすめ絵本
この記事では
- 1才児におすすめの絵本を教えてほしい
- 絵本選びに失敗したくない…
というお悩みにお応えしていきます。
絵本は数え切れないくらい出版されており、「どの絵本が子どもに合うんだろう?」と迷いがち。
そこで、この記事では実体験を元に「1歳の息子がドハマリした本だけ」をご紹介していきます。
1歳の息子がドハマリした絵本10選
1. おいていかないで

筒井頼子さん・林明子さんペアの名作。
お兄ちゃんは妹のあやこが遊んでいるすきに、虫かごと虫とり網をもってこっそり部屋から出ていこうとします。
「おにいちゃん、あそびにいくのね? わたしも いく」と、あやこは気づき、お兄ちゃんと一緒に遊びたいあやこです。でもお兄ちゃんはあやこをおいていこうと、あの手この手でそーっと出かけようとしますが……。
「おにいちゃん、まって! おいていかないで! 」あやこの声が響きます。
引用:福音館書店
次に紹介する「おでかけのまえに」の「あやこ」が登場。
ウチの1歳の息子がヘビロテしまくった絵本。兄妹っていいなぁ…と思わされる、大人にも読んでほしい一冊です。
2. おでかけのまえに

こちらも筒井頼子さん・林明子さんペアの作品。
日曜日の朝、あやこは飛び起きます。カーテンを開けると、お日様が顔を出しているので、ピクニックの決行です。
台所にいくとお母さんがお弁当作りの真っ最中です。お父さんもバッグに荷造りの途中です。ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心と、子どもの気持ちに寄り添う両親の姿をていねいに描きだしています。
ごくあたりまえの家庭を舞台にした、のびやかでほのぼのとした絵本です。
引用:福音館書店
お出かけする前に主人公の「あやこ」がお手伝いをしようとして…
じっとしていられない「あやこ」に共感したのか、息子が大好きな一冊。40年前の絵本ということに驚き。
3. おててがでたよ

赤ちゃんが一生懸命に服を着替えていく絵本。
すっぽりかぶった服から、まずは「ぱっ おててが でたよ」。
次は頭と顔が出ます「ばあー おかおが でたよ」もう一つ手も出して、最後は足。苦労しながらも、片足ずつ服から出して、おきがえできました!自分で洋服を脱ぎ着できるようになるのはとっても難しいこと。
そんなあかちゃんが、からだの部分をひとつずつ確認しながら、一生懸命服を着て、できるたびに喜ぶ、表情豊かな絵本です。
引用:福音館書店
こちらは林明子さん作。
対象年齢は0歳からOKで、本も一回り小さいため赤ちゃんでも持ちやすい絵本です。
4. おつきさまこんばんは

おつきさまとくもさんのやりとりが楽しい絵本。
静かな夜の空。ネコが寝そべる屋根の上が明るくなって、しだいに金色に輝くまん丸いお月さまがでてきました。「お月さまこんばんは」。
ところが、そこに黒い雲やってきて、お月さまを隠してしまいます。でも、だいじょうぶ。黒い雲は少しお月さまと話をして、また去って行きました。
ふたたびあらわれたお月さま、にっこり笑顔で「こんばんは」。まるで話かけてくるようなお月さまのやさしい表情に子どもたちも思わずにっこり。
引用:Amazon|商品説明
こちらも林明子さんの絵本!
実は、ここまでの4冊全て林明子さんの作品なんですよね…わたしの中では林明子さんは「レジェンド」的な位置づけになっています。
文章もかんたんで短いものばかりなので読み聞かせもラクラク。
5. やさい
絵がとても美しく、大人も楽しい一冊。
だいこん、キャベツ、トマト……毎日私たちの食卓にのぼる野菜たち。
立派な葉を茂らせるだいこん、熟すにつれて赤く色を変えていくトマト、地下に育つさつまいもなど、畑で育まれる野菜たちの力強い姿が、八百屋さんに並んでいる見慣れた姿と交互に描かれます。
たくさんの子どもたちに愛されてきた絵本『くだもの』の作者が、野菜の力強さと美しさをていねいに描いた、野菜を食べることが楽しくなる絵本です。
引用:福音館書店
モンテッソーリ教育的にも「絵が現実に近いものを選ぶといい」そうなので、こちらの絵本はぴったり!
関連記事:【1歳児向け】モンテッソーリ的絵本の選び方とオススメ絵本7選
6. くだもの
「やさい」と同じく、絵がとても美しい平山和子さんの絵本。
ページを開くと、丸くて大きな緑のすいか。ページをめくると、三日月形に切られた真っ赤なすいかが、お皿にのって現れます。
「さあ どうぞ」。その先も、ページをめくるたび、もも、ぶどう、なし、りんごと、子どもたちに身近な果物が、まず丸ごとの形で示され、次に食べやすい形で「さあ どうぞ」と差し出されます。
果物のみずみずしさを丁寧に描き出した絵に、子どもも大人も夢中になること間違いなしの食べもの絵本です。
引用:福音館書店
「やさい」と「くだもの」は全員読んだ方がいいと思ってます!笑
7. カレーライス
こちらも絵が美しい小西英子さんの絵本。
「カレーライス、さあ、つくろう!」
野菜と肉を切って、「おなべで おにくを いためます ジャー ジャー ジャー」「やさいも いれて いためます ジュー ジュー ジュー」。
テンポ良い擬音が調理している臨場感を盛り上げます。水を入れてじっくり煮込み、ルーを入れてまた煮込み……、「わあ、できた! いいにおい!」あつあつごはんにカレーをかけて、カレーライスのできあがり。
丁寧に描かれた美しい絵から、本当にカレーの匂いがしてきそう!
引用:福音館書店
ウチの息子はこの絵本をヘビロテして「たまねぎ」や「にんじん」を覚えたと思います。たぶん。
8. のりまき

「カレーライス」に引き続き小西英子さんの絵本!
大きなのりに、お寿司のごはんを広げます。
細長く切った卵焼きをのせ、きゅうり、えび、あなご、そしてしいたけ、かんぴょうをのせたら、そうっとそうっと巻いていきます。棒状になったのりまきを切ると……「のりまき のりまき いっぱいできた! のりまき のりまき いただきまーす!!」。
美しいのりまきに思わず手がのびてしまいます。光沢のあるのり、彩り豊かな具材が、実においしそうな食べ物絵本。
引用:福音館書店
文字数も多くなく、テンポよく読めます。
この絵本を読み聞かせた効果か「えび、えび」と発音するようになりました。「えび」を覚えられたのはこの絵本のおかげです。
9. かぜフーホッホ

図書館でたまたま借りてドハマリした絵本。
洗濯物のシーツが風に鳴る、ブオッファ、ブオッファ。ドウワー、ドウワーと木が揺れて、大きなはっぱはトパタパテパ。
風に揺れる竹に耳をあてると、ヒュホー、ゴガン、コーン。あ、ふいに風が止んだら、小鳥の声が聞こえたよ。さあ、風の音をさがしにいこう! 強い風を体いっぱいに受けながら、あなたの耳に聞こえるのはどんな音?
引用:福音館書店
風の音が様々な擬音語で表現されています。
「ブオッファ」「ドウワー」「トパタパテパ」など、子どもにとっては音が楽しいのかも(読むのが少しむずかしいですが)。
10. はじめてのずかん555 英語つき

絵本ではなく図鑑ですが、息子が日々鬼リピートしている一冊。
人気の動物や海の生き物、働く車や救急車両、食べ物、身の回りのグッズなどなど、人気の高い写真を一気になんと555点紹介する超お得版の写真絵本となります。
英語付き(アルファベットだけでなく本格的な発音のカタカナガイド付き)で、美しい写真とともに覚えることができ、勉強も楽しくなること必至。
引用:Amazon|商品説明
「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ|瀧靖之著」には「好奇心を伸ばす3つの秘密道具」として図鑑が紹介されています。
子どもにも持ちやすいサイズなので、最初の図鑑におすすめです。
「『賢い子』に育てる究極のコツ」を以下の記事にまとめてあるので、サクッと概要を掴んでみてください。

英語の絵本に挑戦するのもあり
今回10選には入れませんでしたが、英語の絵本に挑戦するのもありです。
なぜなら「3歳までは好き嫌いがない」からです。
「三つ子の魂百まで」と言われるように、3歳まではスポンジのように何でもでも吸収する時期。
「英語が苦手なんです…」
というパパ・ママでも
- 英語が苦手でも読み聞かせができる理由
- おすすめの英語の絵本
を以下の記事で解説しています。

まとめ
この記事では、1歳の息子がドハマリした絵本として
- おいていかないで
- おでかけのまえに
- おててがでたよ
- おつきさまこんばんは
- やさい
- くだもの
- カレーライス
- のりまき
- かぜフーホッホ
- はじめてのずかん555 英語つき
の10冊を紹介してきました。
どれも日々リピートして読んでいる、ステキな絵本ばかりです。
「種類が多すぎてどんな絵本を選べばいいか分からない…」という方の参考になれば幸いです。