この記事では
- 子どもを叱ってばかりいるけどどうしたらいい?
- 子どもに「勉強しなさい!」ばかり言っている…
- 子どもが欠点ばかりでどうしたらいいか分からない…
といった疑問にお答えしていきます。
参考文献として「子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」|石田勝紀」を元に、ママ・パパに実践してほしい5つの原則をまとめました。
「子どもを叱ってばかりいる…」
「できる限り叱りたくない…」
という方はぜひ参考にしてみてください!
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子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」

子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」は以下の通りです。
- 自分と全く同じ価値観の人はいない
- 強制されたことは、やらない。やったとしても、形だけになる
- 人間には、最低3つの長所がある
- 親は成長が止まっているが、子どもは成長している
- まず「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ
子育てには原理・原則があり、「なぜかうまくいかないな…」と感じたときに立ち戻るポイントが上記の「5つの原則」です。
第1原則:自分と全く同じ価値観の人はいない
「第1原則:自分と全く同じ価値観の人はいない」のポイントは以下のとおりです。
- 親と子どもは価値観も違うし、同じような行動もしない
- 親は知らないうちに、自分と子どもが完全に同質だと勘違いする
- 「子どもは、親が思ったとおりに行動すべき」だと親が考えていることに問題がある
「親が思うように子どもは行動すべき! と親は思いがちですが、それは親の価値観にすぎないということを理解することが大切。
親子間にあつれきが生じた場合は以下の方法を参照してください。
親子間のあつれきを解消する方法
- 子どもとの価値観のギャップを確認する
- 子どもの価値観を理解する
- 親の価値観について伝える
- 今度どうすればいいかを話し合う
第2原則:強制されたことは、やらない。やったとしても、形だけになる
第2原則は「強制されたことは、やらない。やったとしても、形だけになる」です。
勉強しない子どもに「勉強しなさい!」と言っても強制になり、残念ながら勉強することはありません。
子どもが勉強しないときの対処法
具体例として、子どもが勉強しないときの対処法は以下の通りです。
- 勉強しなさい!と言わない
- 自分のことは自分でやらせる
- 子どもが勉強に取り組める環境を作る
- 簡単に解ける問題から取り組む
1. 勉強しなさい!と言わない
原則にもあるように、強制されたことは子どもはやりません。なので「勉強しなさい!」も言わないようにします。
2. 自分のことは自分でやらせる
強制と感じさせないように徐々に自分でやらせていきます。
「早くやりなさい!」ではなく「自分のことは自分でやろうね」といった形で伝えます。なぜならこういった倫理的に正しいことは反論ができないからです。
3. 子どもが勉強に取り組める環境を作る
マンガやゲームがすぐに手に取れる環境では集中することはできないですよね。「集中できない要因を取り除くこと」が大切です。
4. 簡単に解ける問題から取り組む
まず子どもが簡単に解けるレベルの問題をたくさん解かせます。そして自信をつけさせ、少しずつ難しい問題に取り組み「自尊心」を持たせるようにします。
第3原則:人間には、最低3つの長所がある
第3原則は「人間には、最低3つの長所がある」です。ポイントは、以下の3点です。
- 子どもの長所にフォーカスする
- 子どもの「絶対的長所」を探す
- 3つの長所を伸ばすと、人間は「化ける」
子どもの長所にフォーカスする
子どもの長所にフォーカスするようになると、子どもではなく親が変わります。
なぜなら長所に意識がフォーカスされるので「叱る」という機会が減るからです。長所を探そうと心がけることが大切です。
子どもの「絶対的長所」を探す
「絶対的長所」とは「その子の中で得意なこと」ということです。「人と比べて得意なこと」ではありません。
具体例としては
- 話すことが得意
- 本を読むことが得意
- 暗記することが得意
- 字を書くことが得意
- 人とコミュニケーションを取ることが得意
などです。必ずしも「国語が得意!」などと科目に限定されることではありません。
3つの長所を伸ばすと、人間は「化ける」
人は3つの長所を伸ばすと「化け」ます。
長所は欠点の裏返しであることも多々あります。「ゲームばかりやる」も裏返せば「集中力が高い」となりますね。
欠点を直すより、長所を伸ばす方が建設的です。
第4原則:親は成長が止まっているが、子どもは成長している
第4原則は「親は成長が止まっているが、子どもは成長している」です。親が注意しなければいけないポイントは以下の通りです。
- 子どもの反発は「成長の証」と捉える
- 「あのときはこうだった…」という過去の視点で子どもを見ない
- 子どもを変えようとせず、親の視点を変える
子どもの精神面もどんどん成長します。
親がその成長スピードに対応できないからといって子どもを変えることはできません。
第5原則:まず「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ
第5原則は「まず「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ」です。それぞれの使い分けは以下の通り。
諭す・叱る・怒るの使い分け
諭す
通常時はすべて「諭す」で対応します。
叱る
人の道に反したときは「叱る」を使います。
怒る
今この瞬間に檄を飛ばさないと、一生後悔させることになると思ったときだけ「怒る」で対応します。
まとめ
この記事では、子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」として
- 第1原則:自分と全く同じ価値観の人はいない
- 第2原則:強制されたことは、やらない。やったとしても、形だけになる
- 第3原則:人間には、最低3つの長所がある
- 第4原則:親は成長が止まっているが、子どもは成長している
- 第5原則:まず「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ
をそれぞれ紹介してきました。
参考にさせていただいた「子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」|石田勝紀」には、ケーススタディとして実際の育児のお悩み解決の事例がたくさん載っています。
本書を読んで感じたことは「まずは、親が変わる必要がある」ということです。
「自分と全く同じ価値観の人はいない」「子どもの長所にフォーカスする」も親が変わる必要がありますよね。
引き続き勉強したこと・体験したことをこのブログで発信していきますので引き続きよろしくお願いします!
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