この記事では
- Goodnight Moon(おやすみなさいおつきさま)を英語版で読んでほしい理由
についてお伝えしていきます。
「日本語版でもいいんじゃないの?」
「英語だとむずかしくない?」
と思った方も、まだこの絵本を購入していないのであればこの記事に目を通してからぜひご検討ください。
「英語は苦手で…」
「英語の発音に自信がない…」
という方は以下の記事をご覧ください!
- 英語の絵本を読み聞かせるメリット
- 効果的に読み聞かせるコツ
- 英語が苦手な親でも大丈夫な理由
などについて解説しています。

Goodnight Moonの基本情報

作者
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:クレメント・ハード
著者のマーガレット・ワイズ・ブラウンは1952年、42歳の若さで亡くなるまでに100冊以上の本を出版しています。
代表作には「The Runaway Bunny(邦題:ぼくにげちゃうよ)」「My World(邦題:ぼくの せかいを ひとまわり)」などがあります。
出版年
1947年(ハーパー社)
出版されたのは今から70年以上も前にもかかわず、今なお世界中で愛され続けている絵本です。
発行部数
4,800万部以上(2017年)
2017年の時点で、世界で4,800万部以上発行されています。
一般の書籍でも100万部突破するのはとてつもなく大変です。絵本となると読者が限られてくるのでさらに大変になります。
にもかかわず世界で発行部数が4,800万部というのはとんでもない数字というのが分かりますね…!
英語版で読むべきたった1つの理由
英語の韻を味わえる
Goodnight Moon(おやすみなさいおつきさま)は、英語の韻が散りばめられています。
英語で読むととてもリズミカルに読むことができます。翻訳された「おやすみなさいおつきさま」ではその良さがなくなってしまうんですね。

一部を紹介すると
Goodnight bears
Goodnight chairs
“bears” と “chairs” が韻を踏んでいます。
これが日本語訳されてしまうと「おやすみなさい、くまさん おやすみなさい、イスさん」となってしまい、リズムが変わってしまいます。
ほかにも
Goodnight kittens
Goodnight mittens
“kittens”(子猫たち)と “mittens”(てぶくろたち)で韻を踏んでいたりします。
また、
A comb and a brush and a bowl full of mush
の一文にも “comb”(くし)と “bowl”(ボウル)、”brush”(ブラシ)と “mush”(おかゆ)で韻が組み込まれていてリズミカルに読むことができます。
こういった英語ならではのリズムを小さいうちから体感するためにも、ぜひ「Goodnight Moon(おやすみなさいおつきさま)」は英語版を手にとってみてください!
日本語版よりも英語で読むことを強くオススメします!
まとめ
この記事では
- Goodnight Moonの基本情報
- 英語版で読むべきたった1つの理由
についてお伝えしてきました。
英語版にしかない良さを感じてもらえたと思います。
「英語は苦手なんです…」
「発音に自信がない…」
という方も、絵本なだけあって英語もかんたんな単語しか使われていないのでぜひチャレンジしてみてください!


