この記事では
- どんな基準で絵本を選べばいいの…?
- 絵本を読むことでどんな能力が身に付くのか知りたい…
- オススメの絵本が分からない…
といった疑問にお応えしていきます。
わたしは一児の父であり、子どもにせがまれてよく絵本を読んであげています。
これまでは奥さんが絵本を選んでくれていたのですが、モンテッソーリ教育に興味が出てきて「モンテッソーリ教育的にはどんな絵本がいいんだろう?」と思い、いろいろ調査・実践してきました。
実際に1歳の息子も読んでハマった絵本を含めてお伝えしていきます。
「そもそもモンテッソーリ教育についてよく分からない…」という方は以下の記事にもぜひ目を通してみてください!

絵本を選ぶときの3つのポイント

モンテッソーリ教育に沿って絵本を選ぶポイントは以下の3点です。
- 絵が現実に近いものを選ぶ
- 絵が美しいものを選ぶ
- きちんとした文章が書かれているものを選ぶ
それぞれもう少し詳しく解説しますね。
絵が現実に近いものを選ぶ
絵本を選ぶときは、絵が現実に近いものを選ぶようにしましょう。
野菜や果物、動物などがデフォルメされていないものを選ぶということです。
乳児・幼児は経験が少ないため、絵本で見たものと現実世界に存在するものを結びつけることができません。
服を着て2足歩行をするデフォルメされたネコやイヌを見ても、現実世界でネコやイヌたときに「絵本で見たのと同じだ!」とはならないんですね。
絵本の学びと現実世界を結びつけるためにも、絵が現実に近いものを中心に選んでいきましょう!
絵が美しいものを選ぶ
絵本の中でも絵が美しいものを選びましょう!
美しい絵に触れ「視覚」から情報を得ることで「センス」や「表現力」を磨くことができるからです。
「センス」や「表現力」といった感覚がある大人は人の気持ちを理解することができるため、コミュニケーション力も高くなるそうです(参考文献:子どもの才能の伸ばし方|伊藤美佳)。
たとえば福音館書店から出版されている「くだもの」や「どうぶつのおかあさん」などは絵がとても美しく、大人でも楽しめます。
子どもに絵本を選んであげる際は、絵の美しさも考えてみてください。
きちんとした文章が書かれているものを選ぶ
絵本にきちんとした文章が書かれているものを選びましょう。
「きちんとした文章」とは「赤ちゃん言葉で書かれていない」ということを意味します。
子どもだからといって「赤ちゃん言葉」で教えてしまうと、正しい言葉で再度覚え直す必要が出てきてしまいます。
「にゃんにゃん」「わんわん」「ぶーぶー」といった言葉を使ってしまいがちですが、そうではなく「ねこ」「いぬ」「くるま」と現実世界と同じ言葉で教えるのがモンテッソーリ教育。
赤ちゃん言葉で書かれていない絵本を選ぶようにしましょう!
絵本によって身に付く能力

絵本を読み聞かせることで以下のような能力が身に付くことが期待されます。
- 想像力が豊かになる
- 感情が豊かになる
- 読書の習慣がつく
- 表現力がつく
- コミュニケーション能力が高くなる
絵本で見たものを現実世界を結びつけることで子どもの脳はどんどんと活性化していきます。また喜怒哀楽といった感情も学ぶことができます。
読書の習慣がつくのも大きいです。ウチは絵本を読み始めてから、わたしが本棚の近くに座ると子どもが絵本を持ってくるようになりました。
絵本によって身に付く力は今後の人生の役に立つものばかりなのでどんどん読み聞かせていきましょう!
1歳児にオススメの絵本7選
実際にウチの子どももハマった絵本を紹介します!
どれも絵がとても美しく、文章がきちんとシンプルに書かれているのでオススメです。
福音館書店さんの本が多めですね…気が付いたら福音館書店ファンになっていました!笑
以下の3冊は小西英子さんの絵本。小西さんの絵本はどれもおいしそうで、親子でファンです!
まとめ
この記事では
- 絵本を選ぶときのポイント
- 絵本によって身に付く能力
- 1歳児にオススメの絵本
をそれぞれ紹介してきました。
絵本なんて子どもが生まれるまで気にしたこともなかったんですが、いざ読んでみると大人でも楽しいものですね!
モンテッソーリ教育では本物・現実世界に近い内容の絵本を読み聞かせた方がいいとお伝えしました。
もちろん全てその通りにしなければいけないワケではありませんが、今回の記事をたくさんある絵本を選ぶときの一つの基準にしてもらえたらと思います。
よい絵本ライフをお送りください!
