育児

子どもの能力を高める方法!スキャモンの発育曲線とは?

この記事では

  • スキャモンの発育曲線ってなに?
  • 子どもの能力を高めるにはどうしたらいいの?
  • どうやってスキャモンの発育曲線を活用すればいい?

といった疑問にお答えしていきます。

親としては、子どもにはすくすくと成長してほしいですよね。わたし自身も一児の父として、できれば子どもの能力は高くできたらいいなと思っています。

調べていく中で出会った「スキャモンの発育曲線」から

  • そもそもスキャモンの発育曲線とは
  • 抑えておきたい4つの型
  • 子どもの能力を高める方法

について書いていきたいと思います。

スキャモンの発育曲線とは?

引用:SGS総合栄養学院

スキャモンの発育曲線とは、子どもが生まれてから20歳になるまでの成長をグラフで表したものです。

このグラフのポイントは「子どもが成長する過程で、すべてのパーツが同じように成長するわけではない」ということです。

つまり、成長の段階によって「吸収しやすい時期」と「吸収しにくい時期」があるんですね。

「ウチの子はまだ◯◯ができなくて…」
などと悩んでいるママ・パパさんがいたとしたら、それはスキャモンの発育曲線でいうところの「まだその時期じゃない」という可能があるかもしれません。

抑えておくべき4つの型

スキャモンの発育曲線では、20歳を発育の100%としたときの成長パターンを4つの型で表現しています。

  • 一般型
  • 神経型
  • 生殖型
  • リンパ型

それぞれの特徴を抑えることで、子育てにおける大切なポイントも見えてきます。ざっくりでいいので把握しておきましょう!

一般型

一般型は、身長・体重・筋肉・骨などの成長を示しています。

20歳までの間に2回発達する時期があります。生まれてすぐの時期と、思春期の頃です。

生まれた直後は数ヶ月で体重が倍になるし、中学〜高校生くらいの時期に身長が急に伸びた!という経験がある方も多いのではないでしょうか。

神経型

神経型は、脳・脊髄・視覚器などの成長を示します。

生まれた直後からグイグイと成長し、6歳までには80%ほどが完成すると言われています。

生殖型

生殖型は、男女の生殖器などの成長を示したものです。

生まれた直後からは急激な変化は見られないのですが、いわゆる「思春期」と呼ばれる12〜14歳頃から発達していきます。

リンパ型

リンパ型は、リンパ組織の成長を示したものです。リンパ組織とは何かというと、ざっくり「免疫力を高めるもの」と捉えてください。

生まれた直後から免疫力はどんどんと上がり、思春期ころがピークとなります。なんと成人の倍くらいの免疫力!

子どもの能力を高める方法3選

スキャモンの発育曲線を活かすことで、子どもの能力はより高めることができるのではないかと思います。

具体的には以下の3つです。

  • 6歳までの時期を大切にする
  • ゆっくりとやってみせる
  • 親子のコミュニケーションを増やす

6歳までの時期を大切にする

神経系は「6歳までに約80%が完成」してしまいます。0〜6歳の間の成長は、その後の人生においてもとても大切なものなんですね。

  • 絵本を読んであげる
  • 外で一緒に遊ぶ
  • 音楽を一緒に聴く

脳や視覚が発達する時期なので「見る・聴く・触る」などを中心に実践していきましょう(自戒を込めて)。

ゆっくりとやってみせる

お手本を見せるときに推奨されるのは「8倍のスローモーション」でやってみせること。

大人が通常スピードでやってしまうと、子どもには早すぎてマネできないんですね。

子どもはマネしながら動きを覚えていきますが、上手にマネをしてもらい、神経系を鍛えるためにもまずは「ゆっくり」見せるところから。

親子のコミュニケーションを増やす

「一緒にいるのにスマホばっかりみてしまう…」
「仕事で疲れて一緒に遊んであげられない…」
「育児に追われて心の余裕がない…」

など様々な要因で、コミュニケーションは減りがちです。ただ、スキャモンの発育曲線から分かるのは「6歳までの期間はとても大切」ということ。

6歳までの時間にフォーカスできるよう、意識して親子のコミュニケーションを増やしていきましょう。

まとめ

スキャモンの発育曲線を中心に

  • スキャモンの発育曲線とは何か
  • 神経系は6歳までに約80%が完成する
  • 子どもの能力と高めるためには

といった内容でお伝えしてきました。

わたし自身、現在1歳になる息子がいますが、もっと将来のことを考えて「今」という瞬間を大切にしないといけないなと感じました。

「忙しくてなかなか時間が取れない…」
というパパ・ママさんもいらっしゃると思いますが、子どもが小さいころほど時間は大切です。

書きながらグサグサと自分に刺さってきた内容でしたが、今後も子育てに関する情報発信をしていこうと思います。